カイロプラクティックの語源はギリシャ語で、「手」と「技術」を意味します。
中國整体 佐々木の施術はすべて手技で全身の骨格と筋肉のバランスを整え、体の不調を根本から改善します。安全でソフトな施術なのでお子さまからご年配の方、妊娠中の方までどなたでも施術を受けていただけます。さらに自然治癒力を高めるため東洋医学の考え方である経絡けいらく（氣血の流れ）をお一人お一人にあわせて整え、症状の改善をはかります。

自律神経ってなに？

人間の体には脳から脊髄へとつながる「中枢神経」とそこから全身へと伸びる「末梢神経」があります。
さらに末梢神経は「体性神経」と「自律神経」とに分けられます。体性神経には感覚を伝える「知覚神経」と、手足などの筋肉を動かす「運動神経」があります。一方の「自律神経」は内臓の働きや血液の流れなど生命を維持するためにとても重要な役割を担っている神経です。
たとえば、暑いときに汗をかき、寒いときに体を震えさせて体温を一定に保ち、心臓を動かして血液を全身へと送る、呼吸をする、食べ物を消化し栄養素を吸収する、などの働きがあります。これらの働きは自分の意思ではコントロールできず、起きているときも眠っているときも私たちの意思に関係なく、体の機能を維持するために自律神経は24時間休みなく働き続けてくれています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がある

≪交感神経≫には体をアクティブに動かす役割があり、≪交感神経≫が優位になると血管を収縮させ心拍数や血圧を上げ心身ともに興奮状態となります。
≪副交感神経≫には体をリラックスさせる役割があり、≪副交感神経≫が優位になると血管がゆるみ、心拍数や血圧を下げ興奮にブレーキがかかります。
交感神経ばかりが優位になると、全身の血流が悪くなり、いつまでも心身の興奮状態が続くことになります。逆に副交感神経の優位な状態が続くと、意欲が上がらず、無気力感や疲労感を招きやすくなります。日中は交感神経が優位になり、夜は副交感神経優位へと切り替わるのが自律神経の正常なリズム。夜更かしをしたり、朝寝坊をしたり、食事の時間がバラバラだったりといった不規則な生活が続くと、この交感神経と副交感神経のバランスが乱れてきます。朝になってもすっきり起きられない、深夜になってもなかなか寝付けないなどといった不快な症状、頭痛や動悸、めまい、やる気が出ない、イライラする、息苦しさなども自律神経の乱れから現れてくることがあります。交感神経が活発になる朝にはしっかりと目を覚まし、副交感神経がピークになる深夜にはぐっすり眠れるよう、規則正しい生活リズムを心がけることが自律神経を整えるための基本といえます。

乱れた自律神経は

昼間に交感神経が、夜間に副交感神経がしっかり働く状態が理想的ですが、現代人は仕事や人間関係、不規則な生活習慣などでストレスを感じやすく、自律神経のバランスも乱れがちです。また年代によっても自律神経の働きが変わり、年を重ねると副交感神経の働きが低下してくると言われています。過度なストレスはよくないことですが、まったくストレスがない状態もよくありません。今あるストレスを半分に、乱れた自律神経の整え方も人それぞれ、自分流を見つけ心身の健康を手に入れましょう。中國整体佐々木も全力サポートいたします。